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使いこなせばとっても便利!多様なlikeの使い方を紹介

こんにちは、かおりちゃんです。

ネイティブは会話の中でlikeをとにかく頻繁に使います。

likeといえば「好き」という意味が浮かぶかもしれませんが、実は他にもさまざまな使い方があるんです。

I was like〜など、likeは映画などでもよく聞かれ、なんとなくネイティブっぽいので真似して使っている人も多いのではないでしょうか?

でもlikeの使いすぎは聞いている人をイラッとさせてしまうかもしれないので、ちょっと注意が必要です

今回は多様で奥が深い「like」の使い方について紹介します。

この記事の英語版を読みたい方はこちら

likeはなぜ多用されるようになった?

会話の中でlikeを多用する喋り方は、アメリカのカリフォルニア州サンフェルナンド・バレー(San Fernando Valley)地区が発祥と言われています。

この地区に住む若い女性たちが話す方言はvalley speakと呼ばれ、likeの他に「totally」や「Oh, my god」、「I mean」などを多用したり、say の代わりに「goes」という単語を使用したりと特徴的。日本でいうとギャル語のようなイメージです。

サンフェルナンド・バレーはハリウッドのすぐ近くということもあり、映画やドラマの影響でアメリカ全土に若者言葉として広がり、いまや世代に関わらず多くの人に話されています。

ただし、こうした「バレーガール(Valley Girl)」たちの特徴的な喋り方は、気さくで活発なイメージと同時に、人によっては「だらしない」「賢くない」という印象を与えてしまうこともあります。

likeのいろいろな使い方

likeは使い勝手が良くてとっても便利なため、あまり繰り返し使いすぎるのは良くないと知りつつも、使うのをやめられない用語の1つです。

それでは、そんな便利なlikeの多様な使い方を紹介していきます。

好き、〜したい

最も基本的なlikeの意味です。

SNSなどの「いいね」ボタンの英語表記としても馴染みが深いですね。

I like sushi.

寿司が好きです。

I’d like to have a cup of tea.

お茶を飲みたいです。

〜に似た、〜のような

類似性を表す使い方。「〜に似ている」という意味や、比喩や例えのように「〜のような」という意味で使えます。

You look like your mother.

あなたは母親に似ているね。

Her angry face was like a demon.

彼女の怒った顔はまるで鬼のようだった。

I hate to drink alcohol like beer. 

私はビールのようなお酒を飲むのが嫌いです。

I want a big dog like a bear.

熊のように大きい犬がほしい。

例えば〜

具体例を表す使い方です。

for exampleも同じ意味ですが、やや硬い印象を与えるため、口語的な場面ではlikeがよく使われます。

I like animals. Like cats and dogs.

動物が好きです。猫とか犬とかみたいな。

Like what?

例えばどんな?

〜だと言った、〜だと思った

saidの代わりに使う方法です。

saidはやや硬めの印象を与えるため、口語的な場面で頻繁に使われます。

My mum was like “Stop playing the game and do your homework. ”

And I was like ”I was just about to do it.”

母さんは「ゲームやめて宿題しなさい」って感じで、僕は「ちょうどやろうと思ってたところだよ」って感じ。

っていうか(怒りの表現)

文の頭にlikeをつけて、やや怒りを込めた表現をすることができます。

Like, why didn’t you come yesterday?

っていうかなんで昨日こなかったの?

Like, why did you forget our wedding anniversary?

ねぇ、なんで私たちの結婚記念日忘れてんの?

強調したいとき(なんか〜)

likeを強調として使う方法です。

It’s, like, really hot today.

なんか今日すごく暑いね。

This music was, like, really touching.

この音楽には本当にとても感動したよ。

つなぎ(フィラー)として

なんか〜、え〜っと、のように、それ自体に特に意味はないけど「つなぎ」として使う方法です。会話の中では頻繁に使われます。

日本語でもそうですが、つなぎ言葉をあまり多用すると「自信がない」という印象を与えてしまったり、聞き手をイライラさせてしまう可能性があります。

I’m like, really excited to be here today.

今日はなんか、ここにこれてすごくうれしいよ。

印象をやわらげるためのクッションとして

likeをクッションとして使っています。

話し手が自分の言っている内容に自信がなかったり、言葉に強めの印象があるときに、likeを挟むことで和らげることができます。

I think he is, like, out of his mind.

彼ちょっと、頭がおかしいんじゃないかと思うんだけど。

likeの使いすぎにはご用心

likeはさまざまな使い方ができて非常に便利な用語です。

しかしあまり頻繁に使いすぎると、ちょっと賢くない印象を与えてしまったり、相手によってはイライラさせてしまう可能性も。

かおりちゃんの経験では、インタビューの翻訳で話者がLikeを連発するのでまとめるときに一括でLikeのみを削除したら100文字減ったという経験もあります。

スマートな印象を与えるには、likeに限らず無駄な繰り返しを省いてスッキリと話すのがベスト。

とはいえ若者たちがlikeを多用する流れは誰にも止められません。

若者たちが生み出す新しい言葉や話し方を適度に取り入れつつも、何事もバランスが大切ですね。

もっと英語について知りたい人はこちらの記事も読んでみてください!

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