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イディオムで英語表現を豊かに!具体的な例文と効果的な学習方法

こんにちは、かおりちゃんです。

英語学習を続けていると、単語や文法は身についてきたけれど、なかなかネイティブのような自然な会話や文章表現ができない、と感じる人も多いのではないでしょうか。その原因のひとつは、イディオムへの理解不足かもしれません。

イディオムを使いこなせれば、ネイティブのような自然な会話ができるようになり、文章表現の幅も広がります。

そこで、本記事では、イディオムの具体例や効果的な学習方法を紹介します。

ぜひ、参考にして、イディオム学習に取り組んでみてください。

イディオムとは?

イディオムは、日本語の「慣用句」や「ことわざ」と似ており、いくつかの単語が組み合わされて、文字通りの意味とは違う特定の意味を持つ表現です。英語でのコミュニケーションではよく使われるので、ネイティブの会話をしっかりと理解するためには、多くのイディオムを知っていることがキーとなります。

例えば、「He took a rain check.」というフレーズは、直訳すると「彼は雨のチェックを取りました。」という意味になりますが、これは「彼は今回は都合が悪いので、また今度という約束をした。」という意味のイディオムです。

イディオムを学ぶと、ネイティブのような自然な会話や文章表現ができるようになります。

イディオムと熟語の違い

イディオムと熟語は、よく同じ意味で使われますが、厳密には違いがあります。

熟語もイディオムも「複数の単語がセットとなって1つの意味を成すことば」ですが、熟語は、イディオムよりも広い概念で、「単語から意味を推測できる表現」も含みます。

例えば、熟語の「on second thought」は、「考え直した結果」や「よく考えてみると」という意味になり、英単語から意味がおおよそ推測できますよね。

一方、イディオムは、単語から意味を推測できない慣用的な表現です。

例えば、「run in the family」は、単語の意味を直訳すると「家族の中で走る」ですが、イディオムとしての意味は「代々伝わる」や「遺伝している」となり、本来の単語とはまったく違う意味になります。

すぐに使えるイディオムの具体例10選

イディオムは数多く存在し、どれから学ぶべきか迷う人も少なくないでしょう。まずはいくつかを覚え、実際に使ってみることをおすすめします。ここでは、日常で手軽に使える実践的なイディオムを10個ピックアップして紹介します。ぜひ今日から活用してみてください。

break a leg

意味:幸運を祈る
例文:
Good luck with your audition! Break a leg!
(オーディション、頑張ってね!幸運を祈るよ!)

catch up with

意味:
①追いつく、後れを取り戻す
②久しぶりに会って話す
例文:
①Go ahead. I’ll catch up with you later.
(先に行って。後で追いつくから。)
②I haven’t seen Mary in years. I’d love to catch up with her.
(もう何年もメアリーに会っていないな。久しぶりに会って話がしたい。)

piece of cake

意味:
朝飯前、とても簡単なこと
例文:
Don’t worry, the test was a piece of cake.
(心配しないで、そのテストはとても簡単だったよ。)

bark up the wrong tree

意味:
見当違いのことをする
例文:
If you think I’m the one who broke the vase, you’re barking up the wrong tree.
(もし僕がその花瓶を壊したと思っているなら、完全に間違っているよ。)

call it a day

意味:
今日はここまでにしよう
例文:
We’ve been working on this project for hours. Let’s call it a day.
(このプロジェクトにもう何時間も取り組んでいる。今日はこの辺にしておこう。)

once in a blue moon

意味:
めったにない、ほとんどない
例文:
I only see him once in a blue moon, maybe every couple of years.
(彼に会うのはほんのたまにだよ、多分数年に一度くらいかな。)

twist someone’s arm

意味:
無理強いする、押し付ける
例文:
I didn’t want to go to the party, but she twisted my arm.
(僕はそのパーティーに行きたくなかったんだけど、彼女に無理強いされたんだ。)

speak of the devil

意味:
噂をすれば影
例文:
We were just talking about our new manager, and speak of the devil, he just walked in.
(ちょうど新しいマネージャーのことを話していたら、まさにその人が入ってきた。)

you can say that again

意味:
まったくその通りだ
例文:
“This weather is terrible.” “You can say that again.”
(「天気がひどいね。」「ほんとにね。」)

you know what?

意味:
あのさ、ちょっと聞いてよ
例文:
You know what? I think I’m going to take that job offer after all.
(ねぇ、あのさ、結局その仕事のオファーを受け入れることにしたよ。)

イディオムを効果的に学ぶ方法

イディオムを効果的に学ぶためには、以下の方法を試してみてください。

 1日1つのイディオムを実生活で使ってみる

イディオムを覚えたら、毎日1つ選び、実際に使ってみましょう。もし話す相手がいない時は、1人喋りをしたり、イディオムを使って作文したりするのも効果的です。

映画やドラマのセリフでイディオムを探す

映画やドラマのセリフには、イディオムがよく使われています。英語の映画やドラマを観るときに、イディオムを探してみてください。

見つけたイディオムは実生活で早速使ってみましょう。

辞書を活用してイディオムを学習する

「あれ、これってどういう意味だろう?」と思ったらやはり辞書で調べるのが手っ取り早くて正確です。辞書には、イディオムの意味や例文が掲載されています。

スマホなどで使える辞書アプリなら、いつでもどこでもすぐにイディオムの意味を調べることができます。

辞書を活用して、イディオムを効率的に学習しましょう。

おすすめの辞書アプリを知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

【2023年最新】おすすめの辞書アプリ10選!無料で使えるおすすめ辞書も紹介

まとめ:イディオムを効果的に学習して英語力を一段階アップしよう!

イディオムは、英語をより自然に、ネイティブのように話すために欠かせない要素です。イディオムをマスターして、英語力を一段階アップさせましょう。

イディオムを効率的に学習するためには、辞書を活用するのが効果的です。

サブスクリプション型の辞書アプリ「WordFinder」は、イディオムも豊富に収録されています。また、例文や語源なども確認できるので、イディオムをより深く理解することができます。

WordFinderの詳しい使い方については、こちらの記事から確認できます。

WordFinderは多言語対応、オフライン使用ができる辞書アプリ!特徴や使い方をわかりやすく解説

WordFinderは、無料トライアルも実施しているので、ぜひ試してみてください。

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