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フランス語学習者必見!レベル別おすすめ辞書6選

フランス語を学習する際は、語彙や文法の理解を深める上で辞書の存在は欠かせません。

ただ単に正確な単語の意味やフレーズを調べるだけでなく、お気に入りの辞書を持つことで、学習のモチベーションも高めてくれます。

とはいえ、辞書は種類も豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、この記事では学習者のレベル別におすすめのフランス語辞書を紹介します。

辞書を選ぶときのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フランス語のおすすめ辞書

初心者向けのおすすめ辞書

初心者の場合は、大辞典だと情報量が多すぎてかえって扱いづらい場合があります。そのため、日常でよく使われる言葉を収めた学習辞書や中辞典が適しています。

中でも紙の辞書は見やすく、検索時に隣接する情報もキャッチしやすいので初心者におすすめです。

ここでは4つの初心者向け辞書を紹介します。

プログレッシブ仏和辞典 第2版(2008)

収録語数:3万5000語

価格:3,960円(税込)

ページ数:1,650ページ

小学館から出ている「プログレッシブ仏和辞典 第2版」は、文法や語法の解説が充実した仏和辞典。動詞の文型や構文を学びたい方におすすめです。また、豊富な図版や囲み記事が掲載されており、類義語の違いを比較できる「比較」欄も充実しているので、学習に役立ちます。

小学館辞書編集室公式ウェブサイト「ことばのまど」で辞書を検索すると、発音の説明や動詞の活用といった音声コンテンツが無料で提供されています。

ディコ仏和辞典(2016)

収録語数:3万5000語

価格:4,070円(税込)

ページ数:1,817ページ

「ディコ仏和辞典」は白水社から出ている仏和辞典です。日常表現の例文が豊富で、フランス語でのコミュニケーションを学ぶのに役立ちます。

日常会話でよく使う表現を、超重要、最重要、重要の3段階で色分けしているので、言葉の重要度が一目でわかるのがポイント。また、発音・会話の音声をウェブから無料ダウンロードできるので、発音の練習にも役立ちます。

プチ・ロワイヤル仏和辞典 第5版(2020)

収録語数:4万5000語

価格:4,620円(税込)

ページ数:1,792ページ

「プチ・ロワイヤル仏和辞典 第5版」は旺文社の学習仏和辞典です。コロケーションや関連語が豊富に記載されており、重要語は赤色、最重要語は大活字で表示。レベルは*印で示され、視覚的にわかりやすいので初心者にも適しています。どの辞書が良いか迷っている人はこの辞書を選んで間違いなし。持ち運びやすい小型版やスマホアプリ版も提供されており、購入者にはスマホやタブレットから簡単アクセスできるWeb辞書の特典もあります。

クラウン仏和辞典 第7版(2015)

収録語数:6万3000語

価格:4,400円(税込)

ページ数:1,776ページ

「クラウン仏和辞典」は、三省堂のロングセラーの辞書です。収録語数は約6万3,000語と豊富。さらに用例が8万も収録されているため、日常会話からビジネスシーンまで幅広い用途に使用できます。

重要語にはカナ発音が付与されているので、初心者でも使いやすいのが魅力。購入者特典としてWeb辞書が使用可能なので、外出先でも辞書を利用できます。

中級者向けのおすすめ辞書

中級者には以下の2つを紹介します。

ロワイヤル仏和中辞典 第2版(2005)

収録語数:9万語

価格:6,600円(税込)

ページ数:2,229ページ

「ロワイヤル仏和中辞典 第2版」は旺文社からの仏和中辞典で、残念ながら現在は絶版となっていますが、AmazonなどのWebストアで入手できることも。収録語数は9万語で、用例が豊富に含まれ、中上級者向けの詳しい解説もあります。さらに、全動詞の活用形を検索できるCD-ROMが付属しています。

上級者向けのおすすめ辞書

上級者向けには、以下の辞書がおすすめです。

ロベール仏和大辞典(1988)

収録語数:12万語

価格:30,800円(税込)

ページ数:2,626ページ

「ロベール仏和大辞典」は小学館から出ている大辞典。収録語数12万語、用例数25万と、フランス語の辞書としては最大級の情報を収録しています。

日常会話から専門用語まで、幅広い用途に使用可能。実際の使用頻度に即して適訳を見つけられるので、プロの翻訳者にもおすすめです。

フランス語辞書の選び方

辞書選びは、自分のフランス語レベルや学習目的に合わせて行うことが重要です。具体的には、以下のようなポイントを参考に選ぶと良いでしょう。

収録語数で選ぶ

自分に合った辞書を選ぶ際には、辞書の収録語数も重要なポイントです。初心者は語数が多すぎると、目的の単語を見つけるのにかえって苦労してしまうため、3万5000〜4万5000語ほどの辞書を選ぶと良いでしょう。

中級者向けでは9万語程度、上級者向けでは12万語程度のものが存在するので、学習レベルに合わせて選びましょう。

辞書の種類で選ぶ

辞書には紙の辞書のほかにも、アプリや電子辞書、オンライン辞書などさまざまな種類があります。それぞれ一長一短なので、特徴を理解した上で自分に合った辞書を選びましょう。

辞書の種類による特徴の違いを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【翻訳者の辞書環境】紙・電子・オンライン・アプリはどれがおすすめ?

まとめ

自分の学習レベルに合った辞書を選ぶことで、フランス語の学習を効率的に進められます。

紙の辞書に加えて、出先でもスマホなどですぐに用語を調べられる、アプリ版の辞書なども活用するとさらに便利です。

複数の言語を学ぶ方には、多言語対応の「WordFinder」もおすすめです。

WordFinderは、フランス語だけでなく、英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、中国語など、28言語に対応した辞書アプリです。

お気に入りの辞書を見つけて、語学の学習をより楽しく進めましょう。

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