全然違う!アメリカ英語とイギリス英語で用いる英単語の違いを紹介
同じ英語なのに国・地域ごとで使われる英語は異なり、中でも特に代表的な英語が「アメリカ英語とイギリス英語の違い」です。
日本の英語教育はアメリカ英語が主体ですが、例えばサッカーは英語で”Soccer”と”Football”と表現でき、日本ではいずれも用いられます。
このように2つの英単語で覚えている場合、もしかしたらそれはアメリカ英語とイギリス英語の違いかもしれません。
そこで本記事では、アメリカ英語とイギリス英語で違う単語に絞って紹介していきます!
アメリカ英語とイギリス英語の違いを幅広く紹介している記事も掲載してますので、ぜひチェックしてみてください!
イギリスとアメリカの英語はなにが違う?翻訳の際は仕向地に注意 – wordconnection
「同じ綴りの英単語なのに、アメリカとイギリスで全く異なる意味合いで使われる単語もピックアップして解説してるので、ここで覚えていってくださいね!」
アメリカ英語とイギリス英語で違う単語~選
では早速、アメリカ英語とイギリス英語で異なる単語を紹介していきます!
日常用語
| 日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
| ゴミ | Trash・Garbage | Rubbish |
| ゴミ箱 | Trash can | (Rubbish) Bin |
| 携帯電話 | Cellphone | Mobile phone |
| 掃除機 | Vacuum cleaner | Hoover |
| テイクアウト | To go | Take away |
| 郵便番号 | Zip code | Postcode |
| 映画 | Movie | Film |
| 小学校 | Elementary school | Primary school |
| ズボン | Pants | Trousers |
| セーター | Sweater | Jumper |
| スニーカー | Sneakers | Trainers |
| 履歴書 | Resume | Curriculum Vitae(CV) |
| 消しゴム | Eraser | Rubber |
消しゴム(Eraser,Rubber)
アメリカ英語”Eraser”は”Erase(消す)”が由来で、イギリス英語”Rubber”はゴム製品を広く表す単語です。
アメリカでも”Rubber”を使うことがありますが、大抵の場合は「コンドーム」という意味のスラングで用いられるため注意しましょう。
時間・季節など
| 日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
| 秋 | Fall | Autumn |
| 休暇 | Vacation/Holiday | Holiday※Vacationは用いません |
| 15分 | Fifteen minutes | A quarter of an hour |
| 30分 | Thirty minutes | Half an hour |
| 5時15分 | Five fifteen | A quarter past two |
秋(Fall,Autumn)
アメリカ英語“Fall”は落ち葉を表す”fall of the leaf”が由来で、短縮して用いられるようになったと言われています。
またイギリス英語の”Autumn”は、フランス語の”Autompne(秋)”が派生してできた単語です。
イギリスは一時期フランス語が公用語だった時代があり、また公用語が英語に戻った以降もフランスの文化が流行ったことも影響し、フランス語に由来したイギリス英語が多く残っているとされます。
食べ物など
| 日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
| フライドポテト | French fries | Chips |
| クッキー | Cookie | Biscuit |
| ポテトチップス | Potato chips | Crisps |
| 飴 | Candy | Sweets |
| 炭酸飲料 | Soda | Fizzy drink |
| わたあめ | Cotton candy | Candy floss |
| とうもろこし | Maize | Corn |
| ひき肉 | Ground meat | Minced meat |
クッキー(Cookie,Biscuit)
アメリカ英語”Cookie”はオランダ語”koekje(小さなケーキ)”が由来です。
17世紀のオランダ植民地時代に、アメリカ・ニューアムステルダム(現在のニューヨーク)に渡ったオランダ人から伝わった言語とされます。
また”Biscuit”は”Autumn”と同様で、フランス語”Biscuit”が由来です。
建物・施設など
| 日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
| 1階 | First floor | Ground floor |
| 2階 | Second floor | First floor |
| アパート | Apartment | Flat |
| トイレ | Bathroom,Bathroom | Toilet,Bathroom |
| 公共のトイレ | The restroom | The toilet |
| エレベーター | Elevator | Lift |
| ガソリンスタンド | Gas station | Petrol station |
トイレ(Bathroom,Toilet)
アメリカで”Toilet”は便器そのものを表すため、トイレを表す表現として相応しくありません。
またイギリスでは”Restroom”がトイレではなく「休憩室」という意味で用いられるため、注意しましょう。
乗り物・交通
| 日本語 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
| 駐車場 | Parking lot | Car park |
| 歩道 | Sidewalk | Pavement |
| 地下鉄 | Subway | Underground,Tube |
| 鉄道 | Railroad | Railway |
| タクシー | Cab | Taxi |
| 飛行機 | Airplane | Aeroplane |
| 消防車 | Fire truck | Fire engine |
地下鉄(Subway,Underground)
イギリスで”Subway”を用いると、地下鉄ではなく「地下通路」の意味合いが強くなります。
またロンドンでは地下鉄が走るトンネルがチューブ状(円筒形)であることから、イギリスで地下鉄を”Tube”とも表現します。
まとめ
この記事では、アメリカ英語とイギリス英語で用いる英単語の違いを紹介しました。
違いを生んだ理由は単語ごとに様々ですが、アメリカ・イギリス各国の文化・歴史的な背景が要因になるケースが多々あることが分かりました。
また現代も世界各国で英語を公用語とする中、英語を母国語とする人口の80%近くがアメリカ人とされます。
一方、使われている国の数でいうとイギリス英語の方が多いのが実情です。
実際にどの国がどちらの英語を用いているか、については他の記事で紹介しているので、興味のある方はぜひ下記もチェックしてみてくださいね!
イギリスとアメリカの英語はなにが違う?翻訳の際は仕向地に注意 – wordconnection
参照ページ
・イギリス英語とアメリカ英語の「単語」の違い一覧!おすすめ単語帳、アプリをご紹介!|イギリス英語の手帖
・イギリス英語の単語67選一覧!アメリカ英語と違う単語やスペルまとめ
・toilet・bathroom・restroomの違いは?アメリカとイギリスでの使い方も紹介 – ネイティブキャンプ英会話ブログ | 英会話の豆知識や情報満載
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