翻訳版CRMツールが使いにくい理由

CRMとは何か

CRMとは「Customer Relationship Management」(カスタマーリレーションシップマネージメント)の略語です。基幹システムとは異なり、通常は「顧客関係管理」や「顧客管理」「カスタマー管理」と訳されることが多くなっています。現代では顧客やそれに関連するデータも大きくなりがちで、それをどう効率的に管理できるかは、企業の成功を導く鍵となります。そもそも顧客との関係をどう管理していくか、どの顧客が大切でどの顧客ともっと接点をとらなくてはいけないのか、それを理解するためのソリューションともいえます。またグローバル化が進む現代では、このようなツールも多言語化がどんどん進んでいます。 本稿ではCRMツールを多言語化するメリットと翻訳版が使いにくい理由を説明します。

ビジネスにもたらすメリットを考える

ビジネスを展開するためには、今やツールの使用は欠かせません。クラウドに着手していない企業やITツールを導入していない企業は競争から数年遅れている、とも言われています。クラウドに限らずITツールは企業を飛躍的に革新へと導いてくれます。ただ、使い方の意味をしっかりと把握すれば強力なソリューションとなり得ます。自社製品を求めているのはどんな人たちなのか、またその商品がなぜ求められているのかをデータで把握することにより、販売を促進していくことができるようになります。

海外の顧客を効果的に管理するには

成功している企業の多くは、顧客がどんな人たちであるのか、効率的にプロファイリングをすることで成功を収めています。CRMで見込み顧客や既存顧客の状況をつかむことにより、最適にアプローチできるのです。 また現代においては海外に支店や支社を持つ企業も多くあり、海外拠点でも顧客管理を一貫して行う必要があります。CRMをシステムとして導入して使っていくことで「見込み顧客」「既存顧客」「優良顧客」などをカテゴリ分けすることができ、それぞれに対して、情報の蓄積と分析を行ない、営業や情報提供にを最適化していくことができます。海外拠点と顧客情報を一貫して管理共有していくには、CRMシステムも英語と日本語、中国語などの多国語で使いこなしていく必要があります。現在多国語対応しているCRMシステムは多くありません。 すでに自社で独自のCRMシステムを開発して配置している場合にはシステムの翻訳を考える必要があります。